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交通管制システム業務

道路交通インフラの整備から信号制御の設計・運用、リアルタイム情報の提供まで、交通管制に関わる業務を一貫して担っています。現地の交通状況を的確に捉え、ITS/UTMS技術を活用した高度な信号制御を実現。車両感知器などのインフラデータをもとに、渋滞情報や旅行時間といった交通情報を生成・提供することで、交通の円滑化と安全性向上に貢献しています。地域特性を踏まえた最適な設置計画と柔軟な運用設計により、持続可能な交通環境の構築を支援します。
主に交通管制業務では、スマートフォンアプリを開発し作業の効率化を図っています。[         ]
◇信号機運用改善(渋滞対策)
安全・快適・円滑な道路環境づくりを推進するために、現地調査や交通データの分析結果をもとに改善策を検討し、信号機を運用するために必要なサイクル・スプリット・オフセットを最適化しています。また信号機を正常に動作させるために必要な設定データを作成し、交通管制センターにおいて登録、変更を行うことで信号機をコントロールしています。
この業務は安全で快適・円滑な交通を維持するための基盤であり、環境負荷軽減や社会貢献にもつながる重要な役割を果たしています。
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交通管制センターから信号機をコントロールする集中制御イメージ図
​【令和6年度】
神奈川県内、青森県内、佐賀県内 各所
​【令和5年度】
神奈川県川崎市、厚木市他(信号機約250基:東京丸子横浜線、丸子中山茅ヶ崎線、国道412号など)
滋賀県大津市、草津市、守山市(信号機約50基:国道1号など)
【令和4年度】
神奈川県内、青森県内、佐賀県内 各所
​【令和3年度】
神奈川県相模原市他(信号機約50基:国道16号、国道1号など)
青森県青森市他(信号機約5基)
佐賀県唐津市他(信号機約5基)
​【令和2年度】
神奈川県相模原市他(信号機約50基:国道16号、町田厚木線、相模原町田線など)
青森県八戸市他(信号機約5基:国道45号など)
佐賀県佐賀市他(信号機約5基:国道208号など)
​【令和元年度】
神奈川県横浜市他(信号機約50基:国道357号、原宿六浦線など)
青森県青森市他(信号機約5基:国道7号など)
佐賀県佐賀市他(信号機約5基:佐賀市道など)
​【平成30年度】
神奈川県横浜市(信号機約60基:環状2号、原宿六浦線など)
滋賀県大津市、草津市、栗東市、守山市、野洲市、近江八幡市(信号機約100基:国道1号、国道8号など)
佐賀県小城市、江北町市(信号機約5基:国道34号、国道203号)
青森県八戸市他(信号機約5基:国道45号など)
​【平成29年度】
神奈川県鎌倉市(信号機約70基:国道134号、横浜鎌倉線、藤沢鎌倉線、金沢鎌倉線など)
佐賀県佐賀市、鳥栖市、伊万里市(信号機約30基:国道264号、国道34号など)
​【平成28年度】
神奈川県平塚市(信号機約80基:国道1号、国道129号、国道134号など)
​【平成27年度】
滋賀県彦根市、米原市、長浜市(信号機約100基:国道8号など)
◇信号情報活用運転支援システム
(TSPS)
TSPSは光ビーコンから受信した信号情報をもとに信号交差点を円滑に通行するための運転支援システムです。運用に必要なデータ収集、設計、交通管制システムへの設定および現地走行試験を実施する業務です。
​【平成29年度~令和6年度】
神奈川県、青森県、佐賀県にて実施
◇公共車両優先システム(PTPS)
PTPSは路線バスに設置された車載機情報を光ビーコンが​受信すると、路線バスに優先的な信号制御を発動して運行を支援するシステムです。既存の路線バス運行状況把握から、優先パラメータの設計、交通管制システムへの設定ならびに​運用テスト、制御調整と効果検証を実施する業務です。
​【平成30年度】
神奈川県にて実施
◇道路交通情報生成
道路交通インフラから収集された各種交通情報を使用して、ナビゲーションなどに表示される渋滞情報,旅行時間情報、図形情報など、一般ドライバーへ提供するための交通情報を生成する業務です。
​【平成27年度~令和6年度】
神奈川県、青森県、佐賀県、滋賀県にて実施
◇道路交通インフラ設備調査および設置検討
道路交通インフラ(信号制御機、車両感知器、光ビーコン等)の整備状況や機器の老朽化を確認して、新規設置や機器更新提案を行い工事図面を作成する業務です。また信号機運用上の課題検討提案も行っています。
​【令和3年度】
神奈川県内(国道16号、国道1号など)
信号機約50基、車両感知器約30ヘッド、光ビーコン約15ヘッド
​【令和2年度】
神奈川県内(国道16号、町田厚木線、相模原町田線など)
信号機約50基、車両感知器約200ヘッド、光ビーコン約20ヘッド、交通情報板2か所
​【平成30年度】
神奈川県内(環状2号, 原宿六浦線など)
信号機約60基、車両感知器約300ヘッド、光ビーコン約20ヘッド、交通情報板3か所
​【平成29年度】
神奈川県内(国道134号、横浜鎌倉線など)
信号機約60基、車両感知器約350ヘッド、光ビーコン約130ヘッド、交通流監視用カメラ約30か所
​【平成28年度】
神奈川県内(国道1号、国道129号、国道134号など)
信号機約100基、車両感知器約600ヘッド、光ビーコン約100ヘッド
【平成27年度】
神奈川県内全域
光ビーコン約250ヘッド
◇交通管制システム中央装置(標準化)更新対応
交通管制システム中央装置の更新工事に伴い, システム運用定数を移行および新システムの運用確認を担当する業務です.
【令和6年度】
青森県警察本部 交通管制センター
【令和5年度】
滋賀県警察本部 交通管制センター
【令和4年度】
神奈川県警察本部 交通管制センター
佐賀県警察本部 交通管制センター
【平成30年度】
滋賀県警察本部 交通管制センター
【平成29年度】
青森県警察本部 交通管制センター
佐賀県警察本部 交通管制センター
◇広域イーサ―ネット回線網切替業務
交通管制センターと端末間(信号機等)の通信を、従来のアナログ回線から広域イーサネットを用いたIPネットワークに切り替え、変更後も信号機等が正常に動作するか確認を実施する業務です。
【令和6年度~】
神奈川県警察本部 交通管制センター~端末間 約400端末実施
◇その他
【平成29年度~令和3年度】
・交通管制センター中央装置保守業務
佐賀県警察本部にて交通管制システム中央装置の保守、点検業務を担当しました。
【平成29年度】
・青森県八戸市における新大橋通行止めに伴う渋滞対策
八戸市内の新大橋架替整備工事に先立って実証実験が実施されました。架替工事は長時間の通行止めを伴うため、実証実験期間中における交通状況の調査結果から、規制時における周辺交通への影響分析、迂回道路の安全対策、効果的な信号制御および渋滞対策を検討しました。
・滋賀県内における信号機表示調査
【平成27年度】
滋賀県彦根市における信号機表示(現示)調査ならびに信号機運用改善提案を実施しました。

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